たかたかし
(作詞家)
1934年10月27日生まれ(90歳)新潟県 出身
たか たかし(1934年10月27日 - )は、新潟県新発田市出身の作詞家。
本名は高橋 広雄。
人物・来歴=
新潟県立新発田高等学校在学中に若山牧水の「白鳥は哀しからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ」に出会い、身の震えるような感動を覚える。
立教大学文学部中退後は北海道に渡り、業界新聞記者、セールスマン、興信所調査員、ルポライターなどを経験。
青島幸男と知り合ったことが契機となり、以後放送作家として各種音楽番組を手がけるが、仕事上「昭和歌謡全集」(新興楽譜出版社)を隅々まで目を通したことで、歌謡詩に興味を持つようになる。
作詞活動は1967年から美川憲一の「ネオン化粧」でデビューし、西城秀樹「情熱の嵐」、松崎しげる「愛のメモリー」等、ヒット曲を世に送り出す。
西城とは1971年頃に親しいレコード会社のディレクターから「今度、広島の沢田研二と言われている子を出すから、(詞を)書かないか」と言われ、上京してきた西城とレコード会社で初めて面会。
たかは「背がすらっと高く、あいさつもハキハキしている好青年。
何かオーラみたいなもの」を感じ、「格好いいなあ」という印象を抱いた。
デビュー曲「恋する季節」を「麻生たかし」のペンネームで書き、たかは「声に凄く特徴がある。
押しつけがましくなく、突き抜けている声」に魅了され、当時よく見ていたアメリカのミュージカルスターを西城の姿に重ねていた。
「愛のメモリー」は ……