乙田修三おとだしゅうぞう
1932年生まれ石川県 出身
乙田 修三(おとだ しゅうぞう、1932年 - )は、日本の作曲家・歌手。
石川県白山市出身。
日本作曲家協会会員、石川県歌謡文化協会理事長。
乙田修三歌謡研究所を主宰し、門下生の中にはプロデビューした者も多い。
また、公民館などのカラオケ教室でも講師を務める。
北陸放送ラジオで『乙田修三勝ち抜き歌謡道場』というリスナー参加ののど自慢番組に出演中である。
毎年6月に開催される金沢市の百万石まつりでは前田利家役の俳優が金沢駅前を出発する際に乙田が自作の『あゝ前田利家公』を歌うのが恒例となっている。
略歴=
鶴来町(現白山市)に生まれる。
4歳の時、事故で目を怪我しそれがもとで弱視となる(30代で右目の視力を失い、左目もコンタクトレンズを入れて0.3程度しか見えない)。
地元小中学校の音楽の授業で歌う喜びに目覚める。
中学校卒業後は働きながら石川県立鶴来高等学校定時制に通う一方、歌手の道を志しレッスンに励む。
各地ののど自慢大会で優秀な成績をおさめる。
1953年、コロムビア全国歌謡コンクール男子の部で準優勝し、作曲家の田村しげるに認められ上京。
その後松島詩子の紹介で吉田矢健治の門下生となる。
1957年、念願のキングレコードの歌手オーディションに合格しプロデビューのきっかけをつかむが、兄の急逝により断念、恩師吉田矢と松島の「東京でなくても歌の仕事はある。
作曲したり後輩を指導したりすることもできるよ ……