演歌歌手名鑑

有島通男ありしまみちお

1911年生まれ石川県 出身

1955年死去

有島 通男(ありしま みちお、1911年〈明治44年〉1月18日 - 1955年〈昭和30年〉)は昭和期の歌手。
本名赤尾松三。
経歴= 石川県金沢市出身。
金沢第二中学校を経て1934年(昭和9年)東洋音楽学校卒業。
1934年(昭和9年)9月テイチクレコードからデビュー。
「春まだ浅く」、「酒の中から」などのヒットで知られる。
1936年(昭和11年)10月にコロナレコードの創設に参加。
レコーディング数は多かったものの、コロナの倒産により、翌1937年(昭和12年)7月親会社のポリドール・レコードに移籍。
「蒙古旅愁」など数曲が発売されるが、1940年(昭和15年)2月にタイヘイレコードに移籍。
1942年(昭和17年)にタイヘイがキングに買収された後は、古巣テイチクに戻り、終戦直前まで「子宝ぶし」などがリリースされている。
別名にショーチクレコード吹込時に使用していた「立花照也」がある。
戦後は地元金沢に帰り、歌謡教室を開いていた。
1955年(昭和30年)に死去。

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